広島県への移住を考えているのであれば、祭りやイベントにも注目したいものです。
広島県には、胡子大祭、住吉祭、とうかさん大祭という広島三大祭りがあります。
特にとうかさん大祭は、広島県中央区にある圓隆寺の総鎮守である稲荷大明神のお祭りで約400年以上の歴史があり、毎年6月の第1金曜日から3日間にわたり開催されます。
中央通り一帯が歩行者天国となりたくさんの露店が並ぶことも特徴的です。
稲荷という字を、音読みでとうかと呼んだことが語源で、今では稲荷大明神はとうかさんとして広く親しまれています。
また、このお祭りは別名ゆかたの着始め祭りとしても有名で、祭りの間は多くの女性が浴衣姿で街を歩いており、毎年45万人もの人で賑わい広く愛されるお祭りとなっています。
冬の季節は広島の街が光で包まれる、ひろしまドリミネーションが開催されます。
おとぎの国をテーマに開催されるこのイルミネーションは、広島市中心部やメインストリートの平和通りなどが、約140万球ものLEDで彩られ、冬の幻想的な世界が広がる魅力的なイベントです。
広島といえば有名な厳島神社でも、年間を通して、さまざまなイベントが行われています。
その中の一つ、桃花祭では、厳島神社の高舞台に桃が供えられ、その横で舞楽が披露されます。
通常なら17時までとされる拝観時間もこの日は延長され、神秘的な光に包まれるライトアップされた厳島神社はとても美しく別世界に迷い込んだかのような景色です。
このようなイベントの時期に訪れると、いつもと違った景色を見ることができるので新鮮な気分になれることでしょう。